ああ、勘違い。

よく、"常識を疑え"とか"常識に捕らわれるな"
等の内容の本があります。

私は、そもそも常識が分からないのです。なので
普通の人からは、考えられない勘違いをします。

代表的な勘違いは、歌詞の勘違いです。

子供時代に、堺正章の名曲に「さらば恋人」というのがあります。
"サヨナラと書いた手紙、テーブルの上に置いたよ"
と言う歌詞です。
私は、これを

"サヨナラ、とうかいたてがみ、テーブルの上に置いたよ"
と聞き、とうかいたてがみ を名詞だと思っていました。
とうかいたてがみ、 って何だろう?
東海タテガミ?
誰もこの歌詞を疑問に思っていない所を見ると、
私だけ知らないかもしれない。

きっと、東海地方で有名な馬の置物に違いない。

私は、馬の置物を想像しました。黙ってテーブルの上に置いたんだ。
二人の思い出の品かもしれない。
名曲だ。
こんな感じです。
この勘違いは、すぐ分かりました。紅白歌合戦
字幕の歌詞が出たからです。
なんだ、普通の歌詞だ。


もうひとつの大きな勘違いは、シャボン玉の歌詞です。
"シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ。
屋根まで飛んで 壊れて消えた。
風、風吹くな、シャボン玉飛ばそ。"

誰でも知っている歌詞です。私は、屋根が飛んだのだと思いました。屋根が飛んで壊れて消えたという台風を思い浮かべました。
岸辺のアルバム」というテレビ番組がありました。
ラストシーンが、台風で全て流され屋根だけ浮いていました。
そのシーンにシャボン玉が飛んでいる。
凄い光景を想像していました。

そして、私は、26歳で東京に上京しました。
数年後、ラジオを聞きながら仕事をしていました。
ラジオのゲストが、シャボン玉の歌を聞いて
屋根が飛んだ歌だと思っていたと大笑いしていました。
「えぇ、違うの?」思わずラジオに向かって話してしまいました。(笑😅)

そうです。私は、誰も思い付かない勘違いをし、
常識の枠がありません。

次回は、透明人間の話をします。
本日も、有り難うございました。