インド哲学との出会い

私は、ヨシさんが亡くなってから、仕事以外にも、色々予定を入れました。パソコン教室、ヨガ、着付け教室等。

普段の仕事が、自宅なので、外の刺激が欲しかったのです。

携帯電話も、ガラケイを持ちました。これまでは、使う必要がありませんでした。着物の仕立てだけで生計を立てていくのは、難しい。色々模索中でした。

色々やっているのに、物足りない。勿論、最愛の人を亡くしたのだから、何かで埋まるものでは、ありませんでした。

そんな時、区の広報が、目に留まりました。"インド哲学" 何だろう? 怪しげな宗教?

私は、ヨシさんとの哲学的な会話を思いだしました。私は、そういう会話を誰かとしてみたい。
あの森羅万象の謎を解きたい。

私は、かなりためらいながら電話をしました。
怪しかったら、1回だけ参加して決めれば良い。
電話には、女性が出ました。

2週間に1回の会で、少人数の様子。○○会館と言う小さな会館でした。

女性二人、初老の男性。足が悪そう。この男性が
教祖?

ところが、電話に出た人がリーダーで女性二人でやっていると言うのです。内容は、教本があり、回し読みをしながら、ディスカッションすると言うものでした。

内容は、難しいけど、面白い。私は、これならやってみても良いかなと思いました。初老の人は、この日だけで来なくなりました。
もう1人、塾の先生が加わり、ほとんど4人でした。

リーダーのえいちゃん(仮名)と、りか(仮名)ちゃん
塾の先生の田村(仮名)君、私。

私達は、お互いに色々な話をしました。時には、脱線して、勉強がおろそかになることもありました。
そんなある日、不思議な人に出会いました。

この続きは次回にします。本日も、有り難うございました。