予知夢? パート6

さて、催事の日が近付いて来ました。占い師は、何日間か参加する人数人。机は、出店する占い師と、Sさんの占いコーナーの二つ。後は、カーテンで仕切り、椅子を何脚か並べる。

他の隙間には、売る商品を置く。Sさんの中では、イメージ出来ている様です。

催事の前日は、他のブースが入っていた為、撤収してから、私達の準備になります。
この日は、ボランティアは、私だけ。Sさんは、いつも独りで準備していたから助かると言ってました。

催事場所からSさんのマンションまで歩いて20分位かかります。それを台車に乗せて何往復もするのです。私は、かなりヘトヘトでした。
経費節約の為と話していました。

椅子は、催事場所の裏に倉庫がありました。階段を使って椅子を運びました。12~13脚位だと思います。
後は、自分でやるからと言って私は、帰されました。

私は、初めての経験なので、自分の立ち位置がよく解りません。ただ楽しめば良いかと、軽いノリでした。

明くる日、お店は、それらしくコーディネートされていました。夜中3時頃までかかってやったとの事です。

私は、入り口で立ち止まっているお客さんに、声かけました。出店する占い師の人は、とても感じが良かったのです。

占い師の人も、客引きしたり、暇な時は、Sさんと私も、占ってもらいました。
映画は、2~3人位。Iさんも、時々顔を出してくれました。忙しくは、ありません。

時々、Sさんに占って欲しいと言う人も、来ました。私は、文化祭の様に楽しかったのです。

私とSさんは、次第に親しくなりました。まるで私達のお店の様に感じました。私の客引きで映画を観てくれた人もいて嬉しかったのです。

パソコン教室の先生も見に来てくれました。
Sさんが、日曜日に大阪に行く予定があると言うのです。私は、インド哲学を受ける予定でした。お店はどうすると言う話です。

占い師の人に留守番頼めば良いと言うのです。
私は、そんなわけにいかないからと言いました。
結局、インド哲学を諦めました。

それで、問題の日曜日です。
続きは、次回にします。お楽しみ下さい。