アメリカで、挙式をあげる。

父と電話を切った後も、日常は続きます。私は、相変わらず仕事の毎日でした。

私達は、前から決めていました。姉が結婚してアメリカにいました。アメリカに新婚旅行に行く。
一週間の予定で計画していました。

父との事があったけど、予定通り準備をしていました。姉が、結婚式をしないかと提案がありました。

小さな教会で、牧師さんがいて愛を誓いあう。
それから写真を撮る。それだけです。
姉の家族だけでする。ウェディングドレスは、姉が自分の時の物がありました。


私達は、結婚の御祝儀を辞退していました。
現金は貰わないと決めていました。

なので、兄弟に、お金ではなく何か手作りの物をお願いしました。

兄は、写真が得意だったので、写真を、妹は、
紙粘土で時計を作ってくれました。
姉は、ブーケを手作りしてくれました。

アメリカの滞在費、結婚式の費用も、自分達で出し
ました。

結婚式の費用は、格安でした。
私達は、携帯電話を持ってませんでしたが、ヨシさんは、格安チケットを手に入れて全ての準備が整いました。

8月の夏休みを利用していきました。
旅は、キャンピングカーを使い、キャンプしながら行きました。

私は、挙式前日に風邪をひいてしまいました。昼間は、熱く夜は、寒いという苛酷な旅でした。
姉夫婦に3人の子供達。
下の女の子は、まだ乳呑み子でした。

今、想い出してもキツイ旅でした。ラスベガスのホテルに泊まり、教会からリムジンバスが迎えに来ました。
牧師さんは、女性でした。誓いの言葉全て英語。
義兄の合図で「アイドゥ」と繰り返し頷くだけでした。
この時、私は31才、ヨシさんは、41才でした。

具合の悪い私を甲斐甲斐しくヨシさんは、世話してくれました。
グランドキャニオン、サンタモニカ、恐竜の博物館等が印象的でした。

この時は、まだ一緒に生活していなかったのです。
私達は、9月に入籍し、10月から新しいアパートで
一緒になりました。

続きは次回のお楽しみ。
本日も、有り難うございました😄