車は、修理中。

私は、免許を取ってから、就職しました。実家から車で20分かかる電気会社に就職しました。

電気会社と言っても、部品管理で、資材を扱っていました。シャー○の下請けでした。

中古で買った車は、故障が多かったのです。調子が悪くて、修理をお願いしていました。会社の駐車場に止めていました。

車屋さんから、折り返し電話がありました。
修理に時間がかかるから、代車を置いときましたと言うのです。

私の止めた場所に鍵を差したままにしておきました
と報告を受けました。

私は、仕事が終わってから、駐車場へと向かいました。鍵を差したまま車は、置いてありました。

私は、慣れない車は、緊張するなと思いながら
運転席に座りました。少し違和感を感じたのは、ラジカセが入っていました。
運転は、問題なさそうです。

というのは、依然車が、エンストを起こして、代車を持ってきた時、代車も故障した事がありました。

結構適当な、車屋でした。家に着いて後部座席をなんとなく見たのです。
カボチャが乗っていました。

もしかしたら、車屋さん個人の車を貸してくれた?
違和感を感じながらも、家に入りました。その日は、髪を切りに行こうと考えていたので、カボチャの謎は、忘れてました。

出かける準備をしていると、電話が鳴ったのです。「はい、○○です。」
会社からでした。「○○さん(私の事です。)車何乗っていったの?」 「え、代車。」 後ろで笑い声がしています。「あなたの乗っていった車○○君の車。車がないと騒いでいる。」 私は、ようやくカボチャの謎が解けたのです。

会社の駐車場は、特に止める場所は、決まってなかったので、私は、止めた場所をひとつ間違えていたのです。

田舎なので、キーを差したままだったのです。しかも、本人の車ではなく、お母さんの車。カボチャが乗っていたのです。

急いで会社に行きました。代車がポツンと置いてありました。皆、大笑いしています。車の持ち主も、盗まれたと思って真っ青になったそうです。

駐車場に見慣れない車があり、私が代車の話しをしていました。犯人は、あの娘(私の事)しかいない。
嫌、絶対そうだ!
それで、電話がきたのです。

私は、この会社には、数々の伝説を残してしまいました。

次回は、そのお話しをします。
本日も、有り難うございました😄