隣人トラブル パート6

いつもより早い時間に出勤しました。
昼休み時間に、不動産会社に今朝起こった出来事を報告しました。

私が、知りたかったのは、上の階の人にどう伝えたのかでした。
不動産会社は、定期的にパトロールしている。何度パトロールしても、男性の声がする。男性と同居していますね。そういう内容の書面と、注意勧告を促したモノをドアに挟んだ。
それに対して、特に返事はありません。

これが、回答でした。私は、がっかりしました。
直接電話するでもなく、書面を挟んだ?
返事有るわけ無いでしょう。


こんなので、プレッシャー感じる程、初な相手と思えない。
被害届を出すとだけ伝えて電話を切りました。

フロア長は、心配して帰り送ろうかと言ってくれました。
私は、警察署に寄るからと断りました。

そして、仕事が終わってから◯◯警察署に行きました。

時間外の為、窓口は一つでした。暇そうな警察官が居ました。
私は、これまでの経緯を話し、被害届を出したいと伝えました。

「そのドアノブは、どうしました?」と警察官。
「すぐ、修理しました。」と私。
「被害届は、難しいですね。」
「え、どうしてですか?」と私。
「直してしまったら、被害は無いでしょう?
一応聞いてみますね。」

私は、絶句しました。この人何を言っているんだ。
ドアノブをそのままにしておけと云うのか?

何やら電話をして聞いてます。どうやら大丈夫そうです。

2階の窓口に通されました。2階の窓口でも、同じような事を云うのです。
要するに、鍵の修理代を払う人が、被害者だから
不動産会社が、被害者になると云うのです。

貴女に直接の被害はありませんよね。そんな感じです。
私は、腹が立つより呆れてしまいました。これだから、警察署は、色々非難されるんだ。

ただ、言いたい事だけ言って長い時間待たされました。そして、書面を持ってきました。
内容に間違い無ければサインして下さいと云うのです。

内容は、不動産会社の代理人として被害届を出すと云うモノでした。

それから、生活安全課と云う所に相談して下さいと云われ、更に30分くらい待たされました。

ここまで来たら、トコトンやろう。警察と云うモノがどういう組織か判るチャンスかも知れない。

そう考えていた時、女性の職員が現れたのです。
「大変お待たせしました。生活安全課の◯◯です。」

これまでの、義務的な冷たい雰囲気とは、全く違ってました。親身になって話を聞いてくれるのです。
私は、ホッとしました。
ようやく来たかいがあったと安堵したのです。

続きは、次回にします。お楽しみ下さい。