付き合って2年経ちました。

私達は付き合って2年経ちました。私は、全てをさらけ出し、始めて甘えられる相手に出逢いました。
安心して喧嘩が出来る相手だったのです。

仕事のストレスは、ありました。大きな会社に移って多い時は、18人の社員がいました。ところが、世の中バブルの入口です。一年したら7〜8人辞めました。

私の仕事は、どんどん難しい仕事が増えました。のんびり出来ずスピードアップを要求されました。
私は、自分のストレスをヨシさんにぶつけました。
いつも、辞めたいを連発していました。その度に色々諭されました。

私達は、先の見えない関係でした。私は、東京の生活に疲れていました。でも、ヨシさんとの別れも想像しにくい。


そんなある日です。ヨシさんが風邪をひいて日曜日のデートがキャンセルになりました。
私は、心配になり2~3日後様子を見に行きました。ヨシさんは、しんどい時に来られるのを嫌がりました。
私もそうだったから、解るのです。

風邪はピークを過ぎてほとんど治りかけていました。私は、うどんを買って行きました。

ヨシさんが風邪で具合が悪い時に考えた事を話し出しました。
「もし、ここで死んだら後悔する事が、ひとつある。お前に、何も言わないで逝ってしまうこと。曖昧なままでいいのか考えた。いつか、一緒になろう。」

そう言ったのです。
私は、「有り難う」と言いました。先はわからないけど、嬉しかったのです。
今は、これが精一杯と分かっていました。



その数ヶ月後、具体的に3年後に結婚しようと改めてプロポーズされました。
その間に貯金をしよう。
でも、既に彼は、貯金がありました。私も、父に送金されていたので、なるべく使わない様に貯金していました。お互いに50万ずつ出し合って3年間定期で預けたのです。その頃は、バブルで、金利がとても良かったのです。

ヨシさんは、お金の苦労をしていたので、とても現実的でした。私達の結婚が、たやすくないと予想していました。

誰にも迷惑かけないできたから、身内から、一切祝儀を貰わないスタンスを崩したくないと言うのです。

特に私の父が反対するのは、解っていました。

私は、目標が定まったら、楽になると思っていました。でも、私のメンタルは、まだまだ未熟だったのです。
続きは、次回です。
本日も、有り難うございました😄