2012年5月22日、パート2

5月20日(日曜日)朝。私は、喉に異変を感じました。風邪をひいてしまいました。

まだひき始めです。動ける内に動こう。ヨシさんが言った漢方薬をドラッグストアーで、手に入れました。私も、民間療法で色々やってみました。

この日の私は、葛藤していました。病院を拒否するヨシさん。無理やり救急車でも呼んでしまおうか?

ただ、私自身病院に対して不信感がありました。父の最期が酷かったのです。病名を探る為に、身体に何度メスをいれたことか!

見当違いの病名に踊らされ、意味の無い治療。私は、ヨシさんの苦しいのだけ治療して欲しい。
検査して欲しくない。

ただ、医療現場で、それは通用しない。ヨシさんの
医療に対するアレルギーも解っている。

それでも、私は、彼が病院に行ってくれる事を願っている。何故か。
私が苦しいから、目の前で具合が悪い姿を見るのに
耐えられ無い。

私は、何も出来ない。
ヨシさんが、病院に行けばきっと良くなると確信を持てるなら、私の葛藤はない。ためらわず救急車を呼べる。

だけど、私はその確信が持てない。それでも、病院に行って欲しい。それは、自分の責任から逃れられるから。

結果はどうあれ、後は、病院に任せてしまえば、私は、楽になる。やるだけの事は、やりました。

私は、20年ヨシさんと連れ添ってきました。彼が、何を望んで、何を望まないか解ってました。

私が病院の話を出すと、どこにこれだけの体力があるのかと思う位、抵抗して興奮するのです。

こんなに、抵抗するなら腹を括ろう。私は、ヨシさんの女房だから。彼の望むようにしよう。

私は、病院の話を止めました。

いつかあの時は大変だったね、と笑い話になる事を信じて。後は、何も考えられませんでした。

私自身、風邪が酷くなってヨシさんにも隠せなくなりました。

ただ、この日ヨシさんは薬が効いてきた様でした。
少し楽になった様に見えました。

本人も、後2~3日で回復すると言いました。ヨシさんは、自分の事より私の身体を心配していました。
この続きは次回にします。
本日も、有り難うございました😄