隣人トラブル パート3

去年の暮れ頃から、上の階の騒音が酷くなりました。足が更に悪くなったのか?
わざとなのか私には、解りません。

家に遊びに来ていた友人が、「音酷くない?私なら住めない。」
と云うのです。

コロナ騒ぎで、図書館が閉鎖してしまいました。
少しだけ音が、静かになりました。
4月の中旬です。

私は、洗濯を干す為外に出ました。
洗濯機は、外にありました。物干し竿が備え付けられていました。

仕事が休みの日で、良く晴れてました。

上の方から、男の罵声がするのです。
意味不明ですが、「お前は、バカ野郎」とか?
初めは、誰に言っているのか、何が起きているのか理解が出来ませんでした。

私は、聞こえないふりをして、完全に無視しました。
でも、私が引っ込むと声が止むのです。明らかに上の階です。
例の騒音おばさんが、変な男と暮らし始めた?

私は、洗濯を干す為に外に出ると再び怒鳴り声がするのです。明らかにターゲットは、私です。

スマホに声を吹き込みました。時々、笑い声がするのです。
どう考えても頭がおかしい人。さすがに限界です。
騒音も録音して、不動産会社に行きました。

不動産会社に録音したモノを聞かせました。
ただ、ゴールデンウィークの前です。

「今、コロナ騒ぎで一時的に住んでいるだけかもしれません。ゴールデンウィーク明けてもまだ住んでいるなら、契約違反です。契約は、女の人独り暮らしになっています。
こちらで対応します。
騒音は、2階の隣の人に確認してみます。」

という回答でした。私が不思議に思っていたのは、2階の隣人でした。下から見るといつも雨戸が閉まっています。住んでいる気配がしないのです。

ともかく、私がチクったとばれない様に念押しし、
私は、ひたすら録音しました。

罵声は、私が外に出る時始まりました。ただ、声のみで、それ以上は、何も無かったのです。
その内騒音が再開しました。

私は、ゴールデンウィーク明けに再び不動産会社に行きました。その間に会話の内容から息子らしいと解りました。

施設の職員らしき婦人が、何度か訪ねて来ている様子です。やはり、知的障害があってコロナの影響で一緒に住むようになったと推理しました。

私は、不動産会社に任せました。2階の隣の人は、コロナ疎開をしていて住んでいないと解りました。

知的障害と思ったら、それほど怖いと思わなくなりました。それより、母親の方の騒音何とかならないかと考えていました。

そんなバタバタの最中に、私の部屋の隣に若い女性が引っ越して来たのです。

こんな状態の時に大丈夫なのかと思いました。
ある日の夜です。音がうるさく私の方も限界でした。

思わず「うるさいなあ。」と聞こえても良いと考え大きめの声を出しました。
もちろん、部屋の中でです。

聞こえたのでしょう。シーンとなりました。
これは、効果あるんだと思いその後、静かになりました。

そして、明くる朝です。私は、仕事でした。
家を出る時です。鍵が、鍵穴に入らないのです。
続きは、次回にします。
お楽しみ下さい。