隣人トラブル パート4

会社に出勤です。鍵穴に鍵が入らないのです。
私は、あわてて自分の鍵を確認しました。

自分の鍵に間違いありません。スペアキーでやってみても入りません。どうしよう😖💧

とりあえず、部屋の中に入り鍵を掛けました。いつも出入りしている大きな窓から出ました。窓の鍵は出来ないけど、雨戸を閉めました。
貴重品は、カバンに入れて会社に持って出勤しました。

私なりに状況を推理しました。
不動産会社が、上の階に何らかの働きかけをしているはずです。
まさか強制退去させるのに、鍵を付け替えた?

業者が一階と二階を間違えた?
以前に、家賃を滞納して、鍵を変えられ部屋に入れなかった知人の話しを思い出したのです。

私は、そう自分を納得させて仕事をしました。
怒りはありましたが、恐怖心を感じる事なく
昼休みに不動産会社に電話しました。

ところが、不動産会社は、意味不明のようで、驚いているのです。
私の帰る時間に合わせて、ドアノブだけを取り替えると云うのです。

昨日、上の階に「うるさいなあ。」と言った話しをしました。証拠は、無くても上の階の男性の仕業しか考えられません。

不動産会社は、上の階に悟られない様に無言でドアノブを取り替えると説明しました。

そして、これは犯罪だから警察に被害届を出す事を勧められました。

ドアノブは、手早い作業で、何事も無かった様に終了しました。
朝は、時間が無かったので、改めてじっくり鍵穴を観察しました。
よく見ると、鍵穴の回りを透明の液体が付いていました。

それでも、警察沙汰は、面倒で嫌だなぁと考えていました。

明くる朝です。6時頃。上の階から聞こえていたダミ声が、玄関前でするのです。私の心臓は、バクバクです。
続きは、次回にします。