発達障害とは? パート1

最近、発達障害と云う言葉をよく耳にする様になりました。これは、私の持論で、特にエビデンスはありません。

子供は、全て発達障害だと思うのです。こだわりだったり、コミュニケーションのやり方が解らない。自分と他人の区別がつかない。

他者、親、兄弟との関わり方によって発達していく。関わりが上手く出来なかったら、障害として残ってしまう。

例え、気質的な障害があっても、幼い頃なら、
他者との関わり方で、充分補っていける。
そう感じるのです。

これは、私の経験です。あくまで、個人的なモノです。

私は、未熟児で産まれました。二歳半まで歩けなかったそうです。白いブーツで歩行訓練を
していたそうです。
姉が、昔よく話してくれました。白いブーツが格好良くて羨ましかったそうです。

発育も遅く、物心ついた頃には、喘息でした。
朝方5時頃、発作を起こすので、朝は起きられず、遅刻、早退は、当たり前でした。

あの頃の私は、生きる事に必死で、殆んどの出来事は、関心の外でした。親、兄弟以外は、全て関心無く、近所の人の顔も記憶にありません。
同級生も、2クラスしか無かったのですが、
数人の関わりだけで、顔も名前も解らなかったのです。

小学校の低学年は、ランドセルで、鞄持ちが必要な状態でした。もし、養護学校があったら
行っていたかも知れません。

欠席も多く、授業には、全くついていけませんでした。
あの頃の私の感覚は、世界に自分しか居なかったのです。

私は、自分と比べる他者は存在しなかったのです。コンプレックスを味わったのは、もっと大きくなってからです。
わずか兄弟が、他者。母親は、不可欠な存在。

発作の時、側にいて欲しい人。兄弟でさえ近くにいて欲しくなかったのです。

私は、粘土遊びが好きでした。作る物はいつも同じです。口だけ。残りの粘土で、まんじゅうを作りました。
別にまんじゅうが好きでは無く、食べ物として
丸めるだけのまんじゅうが作り易かったのです。
口にまんじゅうを食べさせて、食べた分口は
大きくなる。そうやって口が、大きく成長する。飽きもせず、ひたすらその遊びを繰り返していました。

私は、食も細く余り食べられませんでした。
成長したいと、潜在意識で願っていたのかも知れません。

無機質なモノが好きでした。数字とか、チェック柄が大好きでした。成績は、いつも下から数える方が早かったのですが、数学だけは、普通の成績でした。

私は、産まれつき弱かったので、自分の身体しか知りません。体育は、ずっと見学でした。
高校になって、初めて参加しました。

だから、こんなものだと思っていました。
私を、本当に悩ましていたのは、この不便な身体では無かったのです。
続きは、次回にします。お楽しみ下さい。