予知夢? パート2

私は、ヨシさん(亡夫)が居なくなってから、生活設計を考えていました。

正確に云うと、着物の仕立てで生活は、出来ませんでした。元々生活費は折半でした。
度重なる腱鞘炎に悩まされ、枚数は、年々減ってゆきました。
バブルがはじけては、仕立て代も下がりました。

それまでの生活は、とてもシンプルでした。携帯電話も持たない、行動範囲は、職場と家の往復。ほとんど自宅で仕事をしていました。

このままでは、まずい。私は、51歳。経験は、ほぼ着物の仕立てだけでした。

文明開化です。まず、ガラケーを買いました。次にパソコン教室に行きました。健康管理の為、ヨガ教室に行きました。そして、カウンセラーの学校に行き始めました。

仕事をセーブして、必要と思うモノ全て同時進行でやりました。有難い事にパソコン教室もヨガ教室も、歩いて通える所にありました。

郵貯の満期とヨシさんの生命保険が降り、数年は、生活出来る余裕がありました。

予知夢を見てから暫くしてからです。
パソコン教室の先生が、知り合いの人がカウンセラーのボランティアを募集していると教えてくれました。

暮れから正月にかけて1週間位場所を借りて催事をすると言うのです。丁度、正月休みです。
カウンセラーの学校は、残りの授業は後少しです。
予定は特にありません。
フェイスブックを教えてもらい、連絡しました。それが、Sとの出会いだったのです。

続きは、次回にします。お楽しみ下さい。